野球と映画とオンエア情報
2003年10月28日(火)02:04 投稿者 マギー
福岡の皆さん、全国のダイエーホークスファンの皆さん、おめでとうです!!
今年の日本シリーズはどっちのファンじゃなくとも野球ファンとして盛り上がれたシリーズでした。
なんか『ドカベン』とかそのへんの漫画みたいな展開の試合ばっかりで大興奮、
オレも家にいる日はTVの前でチャンネル替えずに観戦してました。
子供のころのヒーロー、世界の王ことワンちゃんの笑顔が見れて今日はゴキゲンさんでございます。
ジョージ・マッケンジ―も良かった!杉内、和田のルーキーも良かった!来年も応援するっす!
やっぱり野球はずーっと子供の頃から見てるから、試合展開だけじゃないトコロ、
選手の背景や因縁、チームの歴史とかモロモロ知ってる分、より楽しめる。
そこらへんの騒ぎたいだけのニワカサッカーファンとは年季が違うのだ。
『キル・ビル』初日に見た!(初日の銀座の指定席は拍子抜けするほどガラガラだった)
で、面白かった!面白かったけど、もっとなんの情報もなしに見たかったね。
予告とか写真とかインタビューとか全くなんにも見ないで見てたらもっともっと面白かったと思う。
タランティーノが仕掛けた“オドカシ”を知ってしまってた以上、そのショックが少なくて。
もう全くなーんにも知らないで見てたら……。そんなこと不可能なんだけど。
でも予告編見て面白そうって思ったのも事実なわけで。そのへんのネタバレって難しいよな。
『踊る大捜査線2』なんかは最初っから予告編を意識してるみたいなツクリでうまかったけど。
『キル・ビル』、これからもいろんな情報が流出すると思うんで、なるべく早めに見ることをオススメします。
毎回言うけど他人の評価なんて気にしちゃいけません。他人の評価を待つのはもっといけません。
映画って浅い視点で見て面白いって言う人もいれば、浅くしか見てないからツマランって人もいるし、
逆に深い視点で見て面白いっていう人もいれば、深く見過ぎちゃってツマランって人もいる。
その人と同じ見方なんて絶対出来ないんだから、やっぱり自分の見方で確かめるしかないわけですよ。
漠然と海を見てても、悩んでる人と恋してる人じゃ景色が違うのと同じです。
いいから見なさい!っておすぎさんに言われる前に、とにかくなんでもたくさん見なさい!
今週の『タモリ倶楽部』に出演してます。ご陽気にタモリさんと遊んでます。
カンちゃんにスタイリングしてもらった衣装で出てます。とりあえず、見なさい!
八百語り 〜その四〜
2003年10月25日(土)23:37 投稿者 マギー
“カラオケBOXで唄う”って行為とSEXは似てるって思うのだよ、イキナリですけど。今から説明するから。
どっちも相手がいるほうが独りよりも気持ちがいいわけで。でも気持ちいいってことにまっしぐらになっちゃうとふと相手の存在を忘れて自分の世界に入ってしまうってのもまた似てる。どちらも上手いも下手もあるけど最終的に気持ち良くなったほうが勝ちみたいなところあるし。唄もSEXもこりゃもう原始時代以前から遺伝子に組みこまれた“気持ち良いこと”なわけで、どちらもその最中にかなり“素”が出てしまう。
そんなことを思いついてからというもの友達や共演者、スタッフなんかとカラオケBOXに行くたびに「この人のSEXってこんな感じ?」って勝手に想像したりする。
他人が知らない歌を入れてトートーと自分だけが気持ちよくなっちゃってるヤツ見てると「あ〜独りよがりなんだろうなぁ」とか。毎回、同じ歌しか唄わない人は「あ〜保守的なんだろうなぁ」とか。そうかと思うとその場の空気をやたら気にして選曲して、唄ってるときもすごく周りの盛り上がりを気にしてる人がいると「この人は相手を気遣うんだろうなぁ」と。すっごく大人しい女のコがなかなか自分の曲を入れないで恥ずかしそうにしてる、ようやく入れたかと思うと誰も知らない曲をガンガンこぶしまわして唄う、そうなると「可愛いふりしてあのコわりとやるもんだねっと〜(Byあみん)」な心境ですよ。
これ、けっこう的を得た説だと思うんだけど、どう?もう少し研究を重ねて本にしようかと思うぐらいだ。
ちなみにオレは……全曲モノマネを駆使して周りが喜んでくれればそれでOK!なカラオケです。
インファナル・アフェア
2003年10月23日(木)03:53 投稿者 マギー
こないだ「インファナル・アフェア」って映画を見た。いやはやすげぇ映画だった。
いつも面白い洋画をみたときは礼儀としてエンドロールまで全部見るって流儀なんだけど、
この映画では「うっわーすげぇの見たなぁ……」って茫然でエンドロールいっぱい動けづですよ。
二人の男が主人公でひとりは「ヤクザ、ホンマは潜入捜査官」で、もうひとりは「エリート警察官、ホンマはヤクザ」。
このふたりがどっちが正義でどっちが悪?どっちに感情移入すればいいの?で展開されるお話。
まさしく“漢ぉ!(おとこぉ!)”な香港映画でした。
香港でのタイトルは和訳すると「無限地獄」って意味で、このタイトルがラストにビシバシ効いてくる。
男臭いとかダサいとかカッコ良すぎるとか、やっぱり香港の過剰表現は素敵にカッコ良い。
「こんなすげーの創るヤツがいるんだ!」と、面白い映画を見た後はしばらく気分がいい。
わけもなく力が湧いてきたり、わけもなく焦ったりする。
だからここんとこのオレはわけもなく力が湧いていて、わけもなく焦っています。
「キル・ビル」は面白いのかなぁ。こんな気分にさせてくれるのかなぁ。
オレがこう思うように、みんなが始まる前からワクワクしたり、見た後に元気になれたりする、
そんな作品を書いたり撮ったり出演していきたい、していきまくりたい、そう思うマギーでした。
八百語り 〜その参〜
2003年10月18日(土)14:57 投稿者 マギー
“笑わせる人”と“笑われる人”は違う、というのはよく言われることだ。一般においてこの両者は“面白い人”とくくられることが多いが、これは全然違う。厳密に言えば“面白い人”と“面白いことを言う人”は違うのだ。
“面白いことをする(言う)”のと“ふざける”のは大きく違うが、これを勘違いしている人は多い。“ツッこむ”のと、ただ“ツッかかる”のはまるで違うけど、これも勘違いしている人はいる。“ツッこむ”とは“ツッかかる”でも“訂正する”でも“揚げ足をとる”でもない。ある言動に対してツッこむことで、そこに笑いが生まれて始めてツッコミは成立するのだ。“ふざけるヤツ”と“ツッかかるヤツ”、それでいて自分のことを“笑いにうるさい”とか思ってるヤツ、鬱陶しい限りだ。
“笑いにうるさい人”と“笑い方がうるさい人”はこりゃもう全然違う。当たり前だ。でも“「お笑い」が好き”って人が“笑わせるのがうまい”とは限らない。
“明るく楽しい人”は決して“面白いことを言う人”ではない。自己紹介で「明るい性格で人を笑わせるのが好きです」って笑顔で言うヤツはまぁ、たいていつまらない。
よく女子が言う“一緒にいて楽しい人”と“一緒にいて面白い人”は違う。そこをよくオレは勘違いする。「あいつよりオレの方がオモロイやんけ」と思ったって仕方ない。女子は「面白い人が好き」なんて言っといて、別にホントのオモシロなんて求めてないんだ。
女子がよく好きな男性のタイプと聞かれて答える「優しい人」、これもホントは「私に優しい人」のことで「わがままを聞いてくれる人」ってことでしかない、ことが多い。
こうやって些細な日本語いじくることを“面白い”とオレは思う。そんな話はいらないと思う女子は多いけどな。
兄妹ごっこ
2003年10月16日(木)01:07 投稿者 マギー
昨日からはじまった「演技者。『蝿取り紙』」はご覧になりましたか?
やっぱりオレが現場でハシャいだ部分、台本にない台詞を言った部分、ことごとくカット!
しかも台本にあったややサムイ台詞、なんとか消化して言ってみてたらそれもカット!
もーじゃーリハーサルの段階でカットしてくれりゃいいのに。とも思わないのですよ。
台本上のややサムイ台詞も、自分で付け足した台詞も、全てそれが役作りの材料であり、
「そんなコトを言うヤツ」という手掛かりになるわけですから。
「そんなコトを言うヤツ」が言うマジメな台詞と、最初っからマジメなヤツが言うマジメな台詞では、
こりゃもう全然違うわけですから。なんちてエラソーな演技論かましてみたりして、
いや、正直、そりゃ言った台詞は根こそぎ使って欲しいですよ。自分大好きですから(笑)。
で『蝿取り紙』収録以降、今ハマってる遊びが「兄妹ごっこ」。
ドラマのキャスト、兄妹役(義弟の甲本さんもね)のみんなでまだ兄妹ごっこしてます。
普通、あーゆードラマって打ち上げはないんだけど、兄妹だけで打ち上げ決行。
しきり役は長男のオレだ。みんなにメイルを回す。返事は「お兄ちゃんへ」で帰ってくる。
撮影現場でもずーっと役名で呼び合ってたんで、そんな気持ち悪い感じが変に心地よい。
昨日は都内某所にて、「みんなでオンエアを見る会」を決行。
兄妹全員揃って、飲みながらTVでオンエアを見た。もちろん全員出席。
出演者一同でオンエア見るってなかなかないのでこれが面白い。
誰かの台詞がカットされるたびに「あーっ!」って大騒ぎ&オンエア中ずっとそれぞれが自分にダメ出し。
オンエアが終わってもずっとそんな会話。もちろん役名で呼び合って。気持ち悪い!
来週もみんなで集まって見ることに。5週ずっと続けそうなイキオイ。
みんなとっても面白い人たち。特に櫻井くんは面白いなぁ。“クールなリーダー”で
なんとなくオレに似てるトコロがあって。「やっぱオレと陽平は似てるなぁ」って言うと、
3姉妹から総ツッコミを受けるんだけど。ドラマのあのカンジでね。
飲んでても、どこかホントの兄妹が集まってるようなリラックスした雰囲気で楽しい。
しばらくこの遊びにハマりそうです。
ゆくゆくは「兄妹恒例・カレー大会」「兄妹恒例・温泉旅行」「兄妹恒例・海の家経営」「兄妹恒例・牛追い祭」
そして最終的には「兄妹恒例・遺産相続」を成し遂げてみようと思います。
昨日見た人もそうじゃない人も、来週もご覧ください。
八百語り 〜その弐〜
2003年10月12日(日)01:36 投稿者 マギー
日常の些細なことでイライラカリカリする。オレの場合、それが爆発してキレるってことはまぁ、ほとんどないんだけど、カリッとくることは多い方なのかもしれない。心の中のアーモンドを噛み砕きカリッとする、そんなクリスピーな日常。
先週の日曜、昼間のスポーツジム。昼間のジムはオバハン天国。オレの入ったサウナも“灼熱!オバハンだらけの汁祭り”が開催されてた。サウナの中、デカイ声で面白くもない話を延々続けるオバハン連中。なんで暑さをガマンするサウナでお前らの話をガマンして聞かなきゃならんのだ。カリッ!サウナを出るとプールサイドで女インストラクターが「ワンツーもっとぉぉぉぉぉーーーーー!!」ってプールのエコーで響き渡る怪鳥音で鳴いていた。「フーっ!!」とか意味不明なMジャクソン的音階で吠えるインストラクター。耳障りだ。もうこんなところにいたくない。オレのリラックスタイムがお前らのデカイ声でメチャクチャだぁ!カリカリっ!
『声のデカイ女は嫌い』そんな結論を弾き出す。オレが日頃カリッとくる理由の約半分はこのデカイ声の女が原因であることに気付いた。空気が読めずにデカイ声を発する女。自分の存在をデカイ声でしか表現できない女。ところかまわずテンションが上がる女。自分のことしか見えてない、いや、まわりが見えてないヤツは自分のことすら見えてないハズだ。そんな女、大―っ嫌い!!
その夜、リラックスを取り戻そうと入った静かな飲み屋。後から入ってきたきた女二人組の声がこれまた場違いにデカかった。こっちの会話が止まるほどデカイ声で「ホラ誰だっけ?顔はわかるんだけどぉ!」って竹中直人さんの名前が出ないクソバカな会話を20分も続けやがる。イライラカリカリ!腹立って店を出た。ドアを閉める間際、外にまで聞こえるような声。「あー竹中直人だぁ!……で、奥さんの名前ってなんだっけ!」一生やってろバカ女!
オンエア情報ぉ!
2003年10月8日(水)02:32 投稿者 マギー
すでにトップページのほうには情報アップしてますが、
来週火曜の深夜から5週連続で『演技者』(フジテレビ系)って番組に出演します。
かつて小劇場系の舞台で名作と呼ばれた作品をTV版にリメイクしてやってる番組で、
オレはちゃんと見たことはなかったんだけど、何やら実験的なニオイは感じてた番組。
「こんなん出てぇなぁー」って思ってたら実現しました。久々の深夜マギーです。
作品は自転車キンクリートという劇団の『蝿取り紙』という作品。主演は嵐の櫻井くんだ。
5人兄妹を中心にしたお話でオレは長男の役。かーなりアドリブ応酬で楽しんでやりました。
約1時間半のお芝居をたった3回のリハーサルでバッチリ覚えた上で遊べなきゃイカン企画なので、
役者さんはそれぞれ必死。皆さん役者汁分泌しまくりのテンション高い現場でした。
オレはというと、かつてジョビジョバでやってた『さるしばい』や『魔がサスペンス劇場』で、
リハーサルたった8時間で1時間分の収録をやったりしてた経験もあったので、
「こんなん完璧に覚えるんはムリ!」と、最初の本読みから台本通り読まない始末。
皆さんが役者汁を分泌してる中、オレはリハーサルではお笑い汁ツユダクでやってました。
まーそれで出来た台詞も多いけど、そんなんはオンエアではカットされるのことが多いのもまた事実。
でも久々に舞台みたいなお芝居ができて、とっても有意義なお仕事でした。
オレ自身、オンエア楽しみにしてますんで、皆さんも火曜は夜更かしして下さい。
そー!あと本日8日はザ・ベイビースターズの新曲、オレがPVを監督した「去りゆく君へ」の発売日。
奇跡的にPV見れた人はいるのでしょうか。全部見れた人なんていないんじゃないの?
全部見ないとなー……見たことにはなんねーなぁ…。どこで見れるかはオレもわからんのだ。
ま、せっかくなんでシングル買って、どんなん撮ったんかなー、
どんなんかんなー(BY 仁鶴師匠)と思い描くのはいかがでしょうか。鍛えろ想像力!
ちなみに!PVを見てない人がより見たくなる情報をひとつ。
ボーカル明仁の彼女役は、『ジョビれば!?』の頃からさーらーに可愛くなったYURIちゃん(EX YURIMARI)だっ!
このYURI改め中村ゆりちゃんのまーカワイイことよ!輪をかけて俺、カワイク撮っちゃったよ!
シングル売れたらPV見れるチャンスも増えるってもんだ。なっ!がんばれべビスタ!
八百語り 〜その壱〜
2003年10月4日(土)23:06 投稿者 マギー
タイトルは「やおがたり」と読む。その壱、とあるのはもちろん今後も続ける意図で。八百字と字数を決めて昨今思ふことを綴る企画。ま、いつもの雑記よりはちょいと商品としての文章寄りな企画。かつて毎週日刊ゲンダイで連載してたコラムみたいなノリ。秋になったし、新企画でも始めよっかって気分。相変わらず気分で更新してきます。
「阪神タイガース優勝」。とくにコメントもないんですけど。困るのが関西弁でしゃべってると、当然のように阪神ファンと思われる事実。全国レベルで展開されてる大きな勘違い「関西弁でしゃべる人=大阪人=阪神ファン」。これホントに困る。「出身は神戸です」に対して「あー大阪ですか」って言うヤツの多いことよ。「今、神戸言うたやんか!」とツッコむ間も与えられず、「じゃー阪神優勝嬉しいでしょ」とくる。なんだそのシタリ顔は。『関西人は全員、熱狂的な阪神ファンで毎日お好み焼きをオカズに白飯食ってやしきたかじん聞きながらボチボチでんなぁとか言ってる。』みんなそう思ってるでしょ?コレ、すっごい偏見!
関西にだって巨人ファンはいる。たこ焼きは中がジュッしてアチってなるから苦手って言う猫舌の人だっている。まったくボチボチじゃない人だっているさ。こんなこと言ったって信じてもらえないだろう。そんぐらい根が深いんだ、この問題は。
ところで阪神ファンの多くは当然のようにアンチ巨人。「あんなに金つぎ込んで優勝して嬉しいか?ホンマの巨人の選手なんておらへんやないか!」が去年の巨人優勝に対する言い分。今の阪神は?星野さんは中日の人だし、金本も片岡もイラブーもFAで獲得した選手だ。どうやらそこは固く瞳を閉じて見なかったことにしてるカンジだな。
そんな阪神ファンと一緒にされたくない巨人ファンの神戸人の嘆き、でした。