俺も筋トレ

2007年6月24日(日)01:49 投稿者 マギー

ビリー隊長のことは去年の暮れに映画の現場で椎名桔平兄貴から聞いていた。
軍隊式に「声を出せ!」「気合だ!」「まだまだ!あと五回だ!」
と、言葉で煽るというのを聞いてちょっと面白かった。

話題が加熱してる昨今、俺の周りでもいろんな人がやりだした。
NEOの現場で山西先輩に聞くと、隊長は煽るばかりではなく、
「水をコマメにとれ」「適度に休みを入れろ」
とか、優しいことも言う、と聞いてさらに面白かった。

興味の矛先はトレーニングより隊長のキャラとそのコメント。

ビリー隊長は、トレーニング中に他に何を言ってるんだろう。
DVDも三巻目とかになると、もうトレーニングと関係ないことを言ってるのかもしれない。

「待ち合わせには遅れるな!」
「いちいちそんなことで電話してくるな!」
「いいからここに判を押せ!」
「そんなTシャツどこで売ってんだ!」
「地元のツレとばっか遊ぶな!」
「歯磨けよ!」
「タダだからって高菜を入れすぎるな!」
「留守電をコマメに聞け!」
「絵文字を適度に入れていけ!」
「その気もないのにそんなカッコで来るな!」

ま、こんなことを言うビリー風のコントをエンタとかで誰かがやるだろう。
実際もうやってる人も、前からやってる人もいるだろう。
インストラクターネタ自体は手垢まみれのコントの基本だ。
旬、だけど使い古されたこの手のコントを誰がどう料理するのか。
すでにパロディのほうが楽しみだ。

ビリーの登場でお笑い筋肉を鍛える人もいる、というお話。

暫定一位

2007年6月19日(火)04:52 投稿者 マギー

今日は脚本家のマギーさんはお休みで、
コント職人マギー復活祭。
U―1グランプリCASE 01『取調室』、夏にDVDが発売するんですが、

同日、CDも発売することになりました。
名づけて『取調室〜音盤』!!(確かそんなタイトルにした)

今日はそのレコーディングだったのです。
この多忙な中、書き下ろしの新作コントをがっつり撮ってきました。
脚本を書くのも、役者をやるのも、バラエティをやるのも、もちろん全部が“俺”、なんだけど、
自分で書いたコントを演じたり演出したりするのは、“俺俺”。

オレオレマギー、今日はスタジオにこもってコント撮って、みんな帰ってからもチマチマと編集作業。
これまた細かい編集とか大好きなのな、俺俺。

いやー楽しかった。久々のU−1メンバーとのコントは爆笑の連続!

20世紀のコントアルバムの中で10本の指に入る名作(と誰も言わないので俺が言ってる)『J・SIX・BABYS』に並ぶ、
21世紀の暫定一位のコントアルバムの誕生の予感。
胸を張って『所詮コント出身』と言いたい、明日からまたしばらく連ドラ作家に戻る俺俺、でした。

入梅

2007年6月14日(木)23:43 投稿者 マギー

写真はフリスクケース。お気に入りの品。

煙草吸ってるときは、ジッポを毎日のように変えてた。
コレクションというほどではないが30個近く持ってた。
中には限定品や、少々値のはるものもあった。
プレゼントにいただいたものもあった。
お気に入りの品をカチャカチャと弄ぶ。火をつけるたびに愛でる。いい気分になる。

煙草辞めた今、それらはすっかりクローゼットの思い出BOXの中。

煙草辞めてすぐは、やっぱりフリスクとかを煙草の代替品としてた。
なにか持ってないとダメ、という不安感。

それもそのうちなくなった。今はフリスクさえもいらない。
別になにを持ってなくてもいい。

でもこのフリスクケースは持っていたい。お気に入りだから。
ケースだけがカバンの中にいる。たまにケースだけを見たりする。いい気分になる。

なんか、そういうことってない?

仕事とか恋愛とか友情とか夢とか。
自分の歩いてきた道の中で、辞めたり捨てたり拾ったり大事にしたりする様々なこと。

そういうことってない?

雨の降る夜やけん、なんか哲学っぽかこと書きよったばい。

拘束、そして高速

2007年6月11日(月)02:11 投稿者 マギー

写真は現在のカンヅメ生活の出需品です。
何かわかります?他の作家さんは使わない・・・と思うけど。
氷嚢です、ヒョーノー。スポーツ選手が試合後にアイシングしてるやつ。

ずっとパソコンに向かってると肩や腰が悲鳴をあげるんです。
それでも書くんです。だからアイシングしながら書くんです。
もはや、高校野球の連戦連投で投げるエースの如しです。
もうライターってよりアスリートです。
監禁部屋から聞こえてくる音はカリカリとか、パチパチとか、ウーンとか、そんな擬音じゃない。
ドバババババババッ・・・・とか。ズダダダダダダダダ!とか、ヌォーリャアーとか。

アスリートライターは書き上げる速度で勝負。
音速ライター。マッハ作家。ハヤカキ王子。今はそこで売ってます。

このペースで投げてきました。
肩も暖まってないまま急遽上がったマウンドでした。
三回も投げればバテバテかと思うペースで投げ始めました。
気がつけばなんとか五回まで投げぬきました。
勝ち投手の権利は獲得しました。
こうなったら完投も視野に入ってきました。
野球の例えが多いですが『山田太郎ものがたり』、もう一度断っておきます。

ドカベンの話ではございません。

VSモロモロ

2007年6月7日(木)00:49 投稿者 マギー

どーもカンヅメ王子です。
今、ハンカチ王子とハニカミ王子の次を狙う、
ハジカキ王子とハゲカケ王子とハムカツ王子と一緒です。

今日はモロモロの調整がございまして、久しぶりに缶詰から飛び出して、急遽オフ!
いやー連ドラ執筆、今回はなっかなか大変ですぞぉ。
『ブス恋』は原作ものとはいえ、ほぼ99%オリジナルのドラマだったので、毎回お話を考えるのが大変だったんですが、
今回は漫画原作と聞いて、楽かなぁなんて思ってたらまぁ大変!
大変をいっぱい書いてもグチになるんで書きませんが、
とにかく今回はさっき書いた『モロモロの調整』が多くて。
書こうとしても『モロモロの調整待ち』があったり、
書き終わったら『モロモロの調整直し』があったり。

毎回、精神修行です。
みんな面白いものを作りたいだけなんです。
そう思う人の思いの数だけモロモロが溢れるんです。
残念なのは正解が誰にもわからないことです。

モロモロと戦うのはメンド臭いです。
でも、このモロモロとの戦いを楽しむのが連ドラ脚本の醍醐味。
ロッククライミングと同じ。険しさをどんだけ楽しむか。
強い精神力と、柔軟な発想が試されてます。がんばれ、オレ!

で、そんなアップアップの毎日の中、まさに憩いを求めて行ったタモリ倶楽部が今週オンエアです。
『古墳を巡る散歩』、ゆるゆるです。なにとも戦っていません。

写真はそんなアップアップな毎日の中、これまた憩いを求めて行ったドラマの撮影現場での待ち時間。愛車で待機してるところを暇に任せてパチリ。

脚本書いてアップアップしてるときほど、表に出る仕事が重要です。
オレはこっちの人間だ!と思い返さないと、そうやってバランスとらないと、モロモロの海に溺れてしまうので。

今夜は何も書かないでいいなんて!寝るにはもったいない!

ドカベン≠山田太郎

2007年6月2日(土)03:18 投稿者 マギー

6月ですわ。TV雑誌には既に情報が出てますが、7月から

TBS 金曜22時〜 『山田太郎ものがたり』

というドラマの脚本を担当しております。
ドカベン大好きなマギー、オファーいただいたときは「お!」と思いましたが、
ドカベンもキャッチャーも葉っぱも、出てこない話です。
ましてや、土佐丸も酔いどれノックも通天閣打法も出てきません。
少女マンガ原作の学園モノ。

主演は嵐の二宮くんと櫻井くん。

そんで写真は俺が缶詰になっているTBSの会議室。
ここに閉じこもっています。鍵を外からかけられてないのが救い。

まだいろいろ情報紹介するのも早いので、またいずれ。

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