味の招待席
2007年9月20日(木)03:57 投稿者 マギー
流行りの脳内メーカーによれば、脳の周りを『愛』が囲み、
真ん中に『H』とありました、マギーです。
流行りの『戦国武将で言うと誰?』によれば上杉謙信でした、マギーです。
本日は昼から前述の『お魚屋さん映画』の撮影。
撮影後にはお魚をさばく練習もあってマイ包丁持参で撮影所へ。
帰りに優しい先生から練習台のお魚をテイクアウトさせていただく。
深夜にゴソゴソとキッチンに立つ。
カレイの刺身、アジのハンバーグ、アジの青じそソテーの三品。
刺身だけ食べてあとは明日のおかずにする。
たまーに料理をする。
なんにしても『ものを創る』という作業は楽しい。
自分のためだけの料理は、まるで他者がどう思うかを考える必要がない。
そんな『もの創り』は今の仕事においては100%ない。
だからたまーに自分勝手にアマチュアな料理をする。
味わいながら自画自賛をする。・・・それはいつもと同じ(笑)。
でもやっぱり他者の『おいしいね』は聞きたい。
他者の喜ぶ顔を想像しながら作るほうが楽しい。
コントもドラマも映画も舞台もなんもかんも、『ものを創る』ってことはつまるところ、
『おいしいね』と言ってもらうために料理を作る気持ちと同じだ。
あるときは役者という素材として、あるときは脚本家としてレシピを書き、またあるときは演出家として自ら厨房に立つ。
あるときはファミリー相手に、あるときは若者をターゲットに、またあるときは食通に勝負を挑み、さじ加減を使い分ける。
そして仕事を終えると同時に後片付けも終わり、ピカピカの厨房を残して去っていく。
そんな“さすらいの流れ板”的な「もの創り」がカッコいいよなぁ。