ブリブリグ

2008年10月27日(月)04:03 投稿者 マギー

今日は何ヶ月ぶりかの『完全なる休日』。
家でちょっと書く仕事が・・・とかもなんにもない『完全なる休日』は久しぶりで。
迂闊にも何年かぶりに夕方まで、寝室に死臭が漂うほど眠りこけた。
夜は一年ぶりの「平成ノブシコブシ」の単独ライブを鑑賞。
その後、半年ぶりにラーメン「青葉」を食らい、
さらにその後、二ヶ月ぶりにゴルフの打ちっぱなしに行く。

ぶりぶりぶりぶり。完全なる休日の音。

一週間ぶりにブログを更新しようとゴルフ練習場で録ったシャメが何か似てる。

風呂に入る前に歯を磨いてたら気付いた。

最近のお気に入りの360°歯ブラシと、ウチのバスマット。

あ、と思ってシャメに撮ってみた。



どうだ、このなんてことない日常をブリブリ垂れ流しただけのブログは。

最近じゃこういうのがウケてるのかい?

エピローグ

2008年10月22日(水)00:27 投稿者 マギー

昨夜、夢を見た。

夢の中で目覚めると、そこは自分の部屋のようだが、楽屋のようでもあった。
何故ならそこにはモニターがあり、聞いたことのない台詞が聞こえていた。

そこで夢の中のオレは本番中の楽屋でうたた寝をしてしまったことに気付く。
そしてなんともう数秒後には出番のきっかけ台詞が近づいてることにも気付く。
しかも着替えて出なきゃいけないのに、まったく着替えてない。
慌ててクローゼットをあけるとスーツが入っている。

どうやらいつものきっかけ台詞でスーツを着て出る、そんな舞台の本番中のようだ。

バタバタ焦るオレ。モニターからきっかけ台詞が聞こえた。
ダメだ。間に合わない。
オレはYシャツとネクタイだけ締め、ズボンは履かずに持ったまま楽屋を出る。
舞台上がシーンとした間(ま)になっているのがわかる。5秒、6秒・・・10秒、沈黙が聞こえる。
今から出ればどうしたってオレが間違えたのが客にはバレるだろう。
しかし芝居を止めるわけには行かない。
大丈夫、どうにかする。ハプニングを笑いに変えてやる。
夢の中でそう決心し、舞台に飛び出る。

シーンとした中にズボンを履いていない俺が登場する。
客席も共演者もシーンとしたまま見ている。
ズボンを履かないで出ればそこそこウケると思ったとっさの選択が早速外れる。

「どうも!ビジネスマンです」いつもは出てきてそう言うと爆笑のシーンのようだ。
夢の中のオレは機転をきかす。
「どうも、朝のビジネスマンです。ビジネスマンのなりかけです」
シーンとしている。泳いだ視線が客席でじっと見ているお客さんの目と合う。冷や汗がほとばしる。

夢の中のオレはまだ立て直そうとする。
ズボンに片足を通して「今、ビジネスマンになりかけかけです」
何故夢の中のオレはそれを選んだのか全くわからないが、“かけかけ”という箇所に力を入れて面白そうに言ってみた。

とてつもなくシーンとしている。
観念したように素で笑って誤魔化してみるが、それでもシーンとしている。
もうどうにもならない。

そこで目が覚めた。

なんだこの夢は。もう本番から開放されたってのに。
本番中に毎回デトチリ(舞台に出るきっかけで出ないこと)の恐怖にさいなまれてたわけでもないのに。
書いてても今、手に汗がびっしょりだ。
なんでこんな夢、見なきゃいけないんだ。

ひとつだけ思い当たる節があるとすれば。
実は「シャープさんフラットさん」の千秋楽間近に、一度、とある小道具を持って出るのを忘れたことがあった。
舞台上で一瞬ヒヤっとしたものの、背中に一筋の冷や汗を流したものの、
その場はなんとかアドリブで、むしろ笑いはいつもより多めで乗り切った。
ピンチも笑いに変えたった、ギリギリセーフや。
・・・と、どこかで思っていた。

とんだ勘違いだ。忘れた時点で惨敗だ。大惨敗だ。
そんなオレに、脳が「お前ふざけるな!ボケ!」と見せた映像だったのだろう。
脳に戒められた。
どうにかなる、なんてない、と。
笑いを舐めるな、と。

辻煙が見せたのか。
オレだけの「シャープさんフラットさん」エピローグ。

打ち上がり

2008年10月21日(火)01:12 投稿者 マギー

終わりました。『シャープさんフラットさん』。
打ち上げの一次会が終わったのが五時半。二次会終わって帰ったのが朝9時。
なんだこの学生みたいな打ち上げ。こんなの大学時代以来だよ。
なんかそんな、みんながエンゲキ始めたての悩める学生時代に戻ってしまうような、そんな不思議な引力のあった作品。
そんな作品の引力に引っ張られて過ごした3ヶ月余り。
そんな強い引力が「ハイ、おしまい!」とブチっとカットアウットされる名残惜しさか、
打ち上げは盛り上がり、バカ話あり、涙そうそうなオシメリタイムあり、
もう、ホントにどっかの養成所の卒業公演の打ち上げみたいなことになり。
おいおい、と思いつつ。おうおう、と肩を抱きつつ。

クールなイメージだったNYLON100℃の面々とこんな打ち上げをするとは10年前には考えられず。
これが劇団の成長。
そして明らかにこの公演でさらに集団が成長してく時間を、
“劇団”ってものの仲間に入れてもらえて共有できて、いろんな発見、刺激のあった3ヶ月。
素敵な時間を与えてくれた全ての人に、劇場で共有してくれたお客さんに、感謝っす。

しかし毎日よくもまぁ呑んで語ったもんだ。そんだけ楽しかった。
おかげで太った。痩せんとイカン。

そーいや白チームの六角とは今回、三ヶ月通算しても20分くらいしか喋らなかった。
打ち上げでもオレが六角のテーブルに近づくと、アイツはフワーっと逃げていくという行為を繰り返してたし。
10年前から成長してない二人の関係(笑)。

写真は開場前の誰もいない客席。
この風景が好きだ。ウォーミングアップしながら満員の客席を想像し、さー笑わせまっせーと思う。

またしばらくは目の前の客席ではなく、TVの向こうやスクリーンの向こうを想像し、さー!とがんばる日々。

さー!

ヨリョク

2008年10月12日(日)02:56 投稿者 マギー

さてさて。毎日舞台をやっとりますよ。
舞台が終わると呑みに行っとりますよ。
舞台をやってないときはなんかかんか『親孝行プレイ』をやっとりますよ。
相変わらずの日々っす。
まー体力的にはそこまでしんどくはないっすけど、
けど、ちょうど、ブログを更新する余力だけがないっす。
その余力だけがないっす。

てことで、ご無沙汰しておりました。

『シャープさんフラットさん』、日々、楽しくやっとりますよ。
ご覧になった方はご存知の通り、私マギー、今回、少ない自分エンゲキ史上、舞台に立ってる時間が最短の公演でございます。
初めてステージにいるより楽屋にいるほうが長い公演です。
だからま、体力的な余力はあるんですけど。
んでじゃー本番中に楽屋で何しってかってぇと、そこまでいろんなことが出来るわけではもちろんなく。
衣装を着替えたりしつつ、モニターで本番の音を聞きつつ、
タバコ吸わなくなったんでお茶とかやたら飲んだりしつつ、
話込まなくていい程度の、話を途中で切り上げられる程度の、
さほど熱っぽく語らないけど愉快な話、そんな湯加減のダベリをしつつ、
「さて」と膝を叩いて立ち上がり、舞台裏にスタンバイへ・・・。

一定の緊張感を保ったままのくだらないダベリっつうのも、オツなもんで。
耳の半分をモニターに傾け、頭の半分は次の出番に備え、しょーもない話に花咲かす(五分咲き程度)。
舞台の本番中にしかない、これはこれで贅沢な時間の過ごし方。

そんな贅沢な日々もあと一週間。
残りを楽しむのに必死で、やっぱ帰ってきたらもう余力がないだろう。
ちょうど、ブログを書くだけの余力が。
スプーン一杯の余力が。

ちなみに写真は鍋いっぱいのキャベツ(もつ鍋屋にて)。

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