雪に想う
2008年2月4日(月)02:45 投稿者 マギー
あらまぁ、雪が降っちゃったり積もっちゃったりなんかして〜(広川太一郎風)。
ちょうど10年前にもけっこう大雪の日があった。
あの頃はまだ木造アパートの一階のめっさ底冷えする家に住んでて。
しかも暖房器具は小さな電器ストーブだけで。
雪なんか降ると、ほぼカマクラに住んでるようなもんで。
か弱き小動物が巣穴でじっと春を待つように、布団の中に縮こまってた。朝なんて絶対起きれねぇし。
起きれなくて試験に遅刻して大学を留年した朝もあったもんだ。
あれから10年。引越しを3回した。
転職も1回した。リーダーからソロへ。
気持ちの引越しは数え切れないほどした。
ちょうど10年前の春、ジョビジョバ初の深夜のレギュラー番組『さるしばい』が始まる。
あれから10年。
誰の足跡もついてない雪原に走り出た10年前。
振り返ると行ったり来たりすっ転んだり回り道の足跡。
その足跡も降り積もる雪が消していく。
前を見れば、やっぱりそこは真っ白な世界。
キュッキュッって雪を踏みしめて。一歩一歩。
雪景色を見ながらそんなことを思う夜。
写真は、この冬の俺のヒットアイテム。
これを装着して真夜中のウォーキングに出かける。
暖かい。
しかし、見た目は完全に泥棒だ。或いは忍者だ。
真っ黒なサウナスーツにこれと黒いニットキャップ、黒手袋。
完全に不審者だ。
耳にはアイポッドで落語を聴きながらのウォーキング。
たまには自分もブツブツ言ったりして。
完全に異常者だ。
今夜はさすがに寒いから行かない。