もう一人の巨人
2009年6月21日(日)04:32 投稿者 マギー
『こち亀』の全貌が徐々に明らかになってまいりました。
先日は両津以外のキャストも発表されました。
今日はその一人、秋本先生と同じく偉大なる先輩、ラサール石井さんのお話を少々。
言わずと知れた「両津勘吉、その人」と言っても過言ではない方です。
アニメで、そして舞台で『こち亀』の世界を立体化されてきた方です。
そんなラサールさんが、両津の父親“銀次”として登場してくれます。
この経緯についてはラサールさんご自身のブログに詳しくあるのでそちらを。
ラサール石井の「生き急ぎ日記」。
読んでもらえればわかるラサールさんの誠実さ、器の大きさ。
そして『こち亀』への愛情の深さ・・・。
リスペクトなしで脚本を書くことなんて一文字もできんのです。
今回ラサールさんに演じていただく“銀次”は、原作にも登場する「この親にしてこの子あり」的な「両津より両津」、「両津のもと」、「両津の原液」みたいなキャラ。
香取くんの「新・両津」とラサールさんの「真・両津」、二人の絡みは本読みの段階で感動&鳥肌ものでした。
それは「両津と両津が喋ってる!」なトリップした倒錯世界。
不思議なことにラサールさんと絡むことで、香取くんがより両津になっていく。
ラサールさんでしか成しえない化学変化でした。
収録も観させていただきましたが、想像をはるかに超えて二人は爆発してました(笑)。
秋本先生とラサールさん、二人の大巨人の『こち亀』のDNAを受け継げるのか、もちろん我々のプレッシャーは尋常ではありません。
しかしそれを軽々と飛び越えてくれそうな圧倒的な存在感とフレッシュさを持った香取くんを中心に、
「ワシがドラマ版の両津だ!」な新しい『こち亀』世界を皆で創っています。
まだまだPC持ってファミレスと会議室を往来する日々は続きます。
俺のプチ情報としてはローテーションに「華屋与兵衛」が加わりました。
まだまだ頑張ります。