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2012年3月5日(月)01:33 投稿者 マギー

でんでんさんの日本アカデミー最優秀助演男優賞はやっぱ嬉しい。
役者仲間や映画ファンの間では「とにかくでんでんが凄い!」ってことで話題になってた『冷たい熱帯魚』。
それが役者界隈やサブカル地方に留まらず、ドメジャーな賞を獲得したことは、やっぱ嬉しい。
過大評価と過小評価の渦巻くこの業界、小池栄子ちゃん然り、評価されるべき友人がきちんと評価されることは素直に「おめでとう!」と言いたい。
「見てる人は見てくれてる!」は勇気を与えてくれる言葉だ。

ワタクシゴトだが、一年前にJALの機内誌に寄せた『アラスカ紀行』の文章が
立教大学観光学部の方からこのたび“2011年・最優秀トラベルライティング”に選出したいただき。
まさに「わ!見てる人は見てくれてるもんだ!」と、小躍りしたとこで。

仕事してると、や、バイト君だって、家事してるママさんたちだって、「もぉ!ヤダ!」ってなることはある。
それこそ「♪まぁ生きてれば、ヤなこともある、マジでむかつく日もぉ(パッツィ)」だ。
そんなとき『大丈夫!見てる人は見てくれてる!』は魔法の呪文。
今そこに、周りにいる人とは限らない、でもきっと見てくれてる人はいる、いるハズ。

大昔、初めて独りでドラマに出演させてもらった時のこと。
今から15年前。ジョビジョバで深夜番組をやる前の話。
当然、セリフも出番も少なく、打ち上げでも楽しげな輪に入れないまま時間は過ぎ、
帰り際に主演の水谷豊さんに挨拶しに行くと、こう声をかけてくれた。
「マギーちゃん…僕はちゃんと見てるからね」
一瞬、言葉の意味がわからなかったが、後から後から嬉しさがこみあげ、そんでもって今もその言葉が励みになっている。

「見てる人は見てくれてる!」
だから頑張れる、だからこそ手は抜けない。
だからいつか自信を持って言えるはず
「どうだい、オレってハッピーだろ(byでんでんさん)」

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